あさがおの木(4/4)

文と絵・なりくら

あさがおの木4-1やがて、どうぶつたちが とうみんする、ふゆが やってきました。
さくらじいさんは、ひとりぼっちでしたが、いつもの ふゆとは なんだか ちがいます。
はるが くるのが、まちどおしくて、まちどおしくて、しかたが ありません。

「はるに なったら、りすの ぼうやたちに、あさがおの たねを うえて もらおう」
「また、あさがおたちと、いっぱい おしゃべりしよう」
「うさぎの おやじに、すてきな あさがおの はなを みせたいなぁ」
「そうだ、たぬきの おやじと いっぱいやらなきゃ」
「くまの じいさんと、なにを うたおうかなぁ」
「・・・あぁ、みんなに わたしの さくらの はなも みせたいな・・・。
もういちど、わたしも はなを さかせたいなぁ。あぁ、さかせたいなぁ」
いろいろなことを おもいながら、さくらじいさんは、ねむって しまいました。

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なりくら について

二男子の母。印刷会社を退社後、自営の仕事をしながら、趣味でイラストや絵本を描いています。夢は、描いた絵本をたくさんの人に読んでもらうこと。日々精進しながら、作品を増やしていきたいと思っています。 ブログ:なりくらわーるど