おはなしの「タネ」をたくわえる(3/5)

今回は『はしれ ディーゼルきかんしゃデーデ』(鈴木まもる・絵、童心社)です。
この本の「タネ」は、早朝のテレビニュースの特集。

●あらすじ
2011年3月11日、東日本大震災で東北への輸送が絶たれ、JR貨物の方たちを中心に被災地に燃料を届ける取り組みが始まりました。
新潟から郡山まで一部電化されていない磐越西線を通って、全国から集められた古いディーゼル機関車が燃料を運びます。

震災からほぼ2週間後の3月26日にディーゼル機関車2台が連結して10両の燃料タンクを引き、郡山を目指して出発。
1番列車は途中立ち往生しながらも、予定より3時間遅れて燃料を運びました。

この絵本はそのとき実際に起きたことを描きました。燃料輸送は鉄道や道路が復活するまで毎日続けられました。

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