おはなしの「タネ」をたくわえる(5/5)

●「タネ」は、こうして
私は和菓子が大好きで、よく近所の和菓子屋さんに行きます。
和菓子は季節の草や花などを小さなお菓子に表現していてなかなか素敵です。
担当編集者さんから8場面の春のおはなし、という依頼をいただいたとき、なかなか思い浮かばなくて困りました。

毎度のことで和菓子屋さんに行って和菓子を選んでいたとき、ちょうど春だったので、桜もちと草もちが並んでいたのです。
桜もちは桜の葉にくるまれているけど、草もちはなんにもくるまれてないんだ・・・と思った瞬間、これはお話になるかもとひらめきました。

ここに柏の葉でくるまれた柏もちが入れば面白くなりそう。
3つの和菓子は季節的にも近いので3人が遊んでいても不思議ではないし。
とても晴れやかな気持ちになり、桜もちと草もちを買って帰りました。

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