ズゼちゃん大好き~エドガルス・カッタイの記録から(1/7)

文と絵・小熊猫吉

けれども、お母さんが亡くなったのでモスクワ動物園から代わりにズゼちゃんを返すように話がありました。
ズゼちゃんはラトビア中の皆さんに愛されていますので、リーガ動物園で飼育を続けたいと国中の皆さんが望んでいました。

モスクワ動物園からは飼育を続けたいのなら買い取ってほしいと言われたのです。
それを知った市民たちが募金活動を始めました。
たくさんの寄付金が集まりました。
そのお金をモスクワ動物園に支払い、リーガ動物園でズゼちゃんが暮らせるようになったのです。
市民は大喜びです。
毎日のようにズゼちゃんに会いにきてくれました。

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小熊猫吉 について

(こぐま ねこきち)1937年生まれ。岐阜大学農学部獣医学科卒業。1993年~1998年王子動物園園長。現在80歳です。70歳まで動物園で獣医師として動物たちの健康管理などをしていました。 動物園で学芸員の資格を取得してから10年間毎週土・日に動物の子育てや暮らしぶりについて子供たちに30分程度話していました。話すだけでなく紙芝居を作成して話すようになりました。