岩石劇場のロビン・フッド

自然の巨大な岩石群を使った劇場がドイツにあります。毎年、夏になると演劇祭が行われ、児童書から飛び出した登場人物が縦横無尽に活躍します。

◆小さな村の巨大な岩石群
チェコの国境に近いドイツ東部に人口9000人ほどのヴンジーデルという村があります。そこには巨大岩石がたくさんある小高い山があり、「ルイゼンブルク岩石迷宮」という名前がついています。その一部が野外劇場になっているのですが、5月終わりから8月末にかけて、毎年野外演劇フェスティバルが行われます。

岩石を利用した劇場。ここでピッピやロビン・フッドが大活躍する

岩石を利用した劇場。ここでピッピやロビン・フッドが大活躍する

公演はオペラ、ミュージカル、クラッシック音楽などいくつかの分野があるのですが、「ファミリー向け」の作品も上演されます。我が家の子供たちが小さかったろは、ドイツのじいちゃん・ばあちゃんも一緒に毎年行き、「長くつ下のピッピ」や「ロビン・フッド」などを見ました。

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高松平藏 について

(たかまつ へいぞう) ドイツ在住ジャーナリスト。取材分野は文化・芸術、経済、スポーツ、環境問題など多岐にわたるが、いずれも住まいしているエアランゲン市および周辺地域で取材。日独の生活習慣や社会システムの比較をベースに地域社会のビジョンをさぐるような視点で執筆している。一時帰国の際には大学、自治体などを対象に講演活動を行っている。 著書に『エコライフ ドイツと日本どう違う』(化学同人/妻・アンドレアとの共著 2003年)、『ドイツの地方都市はなぜ元気なのか』(学芸出版 2008年)のほかに、市内幼稚園のダンスプロジェクトを1年にわたり撮影した写真集「AUF-TAKT IM TAKT KON-TAKT」(2010年)がある。1969年、奈良県生まれ。 HP;インターローカルジャーナル