おにぎりと神様(8/8)

文・きゅりあ   絵・柊 京佳

「神様、なります。なります。ぼくはお山になります!!」
おにぎり君はこころよく引き受けました。
「よかった。よかった。わしとて、うれしいんじゃよ。これで風がふいて寒くなることもない。アハハハハ・・・」

神様はまた、うれしくなっておどりだしました。
「やっほほ~い! やっほほ~い!」
おにぎり君もおどりだしました。
「ゴロロンロ~ン、ゴロロンロ~ン」

すると、おにぎり君の体中から、緑の芽がいっせいにのびていきました。
「やっほほ~い!  やっほほ~い!」
神様がおどりだすと、さらに芽がのびていきます。
おにぎりと神様
ドングリも、花も、カキも、いっせいにのびて大きくなっていきます。
気がつくと、おにぎり君だった形も、ズンズンと変わっていき、大きく、大きくなっていきます。
さらに、大きく形を変えて、神様がいたほこらのそばには、りっぱで大きな山ができあがっていました。

きゅりあ について

福岡県生まれ。仕事の合間に詩や物語を書いています。 童話は優しくてほっこりするようなものを目指していますが、 まだまだ、文章は勉強中です。 いつか、イラストも勉強して、自分の描いた絵で童話を作りたいです。 blog では、詩と物語を載せています。 良かったら遊びに来てください。 blog:パンラ国物語と詩集の欠片たち

柊京佳 について

(ひいらぎ きょうか) もの心ついた時からお絵描き大好き!たくさんの絵本に囲まれて子育てする中で、実際の生活の中にもある素晴らしい物語をいっぱい発見!2015年からブログやトークライブでそれをお伝えしています。 ブログ:はぴゆるの森屋 虫や山や木との不思議なやりとり書いてます。