とってもステキな青空図書館

◆世界70か国で
箱の設置場所は実にさまざま。公園のほか、教会やスーパーマーケットの前など人の集まる場所だけでなく、コミュニティのために自分の本を活用したい人が個人的に自分の自宅の前に箱を設置するのがメインだといいます。
Little Free Libraryに注文すると、様々なサイズの箱を購入することが可能です。箱はすべてが青というわけではなく、購入後は購入者が思い思いにペンキを塗り、装飾を施します。
2009年に始まった個性豊かな小さな図書館普及活動は、年々成長をし続けており、現在全米で約4万か所、世界70か国で展開されるまでになりました。

青空図書館2
本をこの箱から借りるためのルールは特に何もありません。箱をあけて、気に入った本があれば借りていく、あるいは自分が寄付をしたい本があれば、箱の中にその本を入れるだけという、極めてシンプルなシステムです。
この箱を設置した私の住んでいる島の公園課の人に「本が全部持っていかれてしまって、なくなることはないのか?」と質問してみたところ、「確かになくなってしまう本もあるだろうが、次々に寄付する人がいるので、常に充実している状態です」ということでした。
公園に設置された本の8割は子供の絵本。自分の子供が成長してしまい読まなくなった本を、次の世代の子供たちのために役立てるというのは、とても素敵なことだと思いました。

Junko Goodyear について

(ジュンコ グッドイヤー) 米国・ワシントン州シアトルの対岸、ベインブリッジ島在住。クリエイティブ・エージェンシー「Agentic LLC」共同経営者。 東京のど真ん中をベースに約20年間ビジネス経営した後、2010年にアメリカに生活の拠点を移す。エキサイトで刺激的な都会の生活をやめて、現在は仕事を日米で展開しつつも「半径5メートル以内の幸せ」を丁寧に生きる、パシフィック・ノースウエスト的「Go Tiny ライフスタイル」を実践中。 HP:Go Tiny!