売り込みの下手な私でも繋がったクリエイターEXPO

ブース写真第4回クリエイターEXPOに出展いたしました。
今回で3度目の出展となります。私は大阪在住なので、前日に夜行バスで出発し約9時間かけて早朝東京に到着しました。しかし、あいにくの雨。大きなスーツケースを持っての移動は大変でしたが、なんとか会場に到着。搬入はいつも当日です。

今回は大きなポスターを作ってアピールしてみましたが、実際に貼ってみてこれはなかなか良かったと思いました。スタートはブース周辺のクリエイターさんとの名刺交換です。ビックリしたのは、なんとお向かいのクリエイターさんと名刺交換をしたら何と家がご近所さんだったのです。東京で近所の人と知り合いになってしまいました。

写本 -チラシ表紙、裏表紙

チラシを丁寧に配っていくと・・・

初日の午前中は悪天候のせいか来場者は少ない感じでしたが、徐々に会場も賑わってきて午後にはたくさんのお客様になりました。初めて出展した時は1000枚チラシを配りましたが、今回は600枚に減らしてみました。がむしゃらに配るのもいいけれど、もう少し丁寧にお渡ししてみようと思ったのです。

そうしたら今回は丁寧に受け取ってもらえることも増えて、そのついでに足を止めてお話をしてくださる方もいらっしゃいましたし、ご著書をくださる著述家の方もいらっしゃいました。

たくさんの方が私の絵や絵本を見てくださいました。私はお話するのが得意な方ではないので絵を見ていただいても会話があまりなくてシーンとしてしまったことが過去に何度かありました。でも、出展を重ねるごとにそのようなこともなくなり、やはり経験に勝るものはないと実感しています。

クリエイターEXPOに出展を重ねていくうちに確実に繋がりが広がっています。念願のお仕事もいただけるようになりましたし、自分自身が想像していなかった繋がりも生まれました。今回は絵本の製本会社に見学に行けることになったのです!。

初日の名刺交換は少なめでしたが3日間トータルすると良い感じで手ごたえを感じました。ここからまた確実に広がります。売り込みの下手な私に、今回もありがとうクリエイターEXPO! 帰りはゆっくりと新幹線で帰りました。
(石田享子)
写本 -チラシ内側

 

石田享子(いしだ きょうこ) について

大阪府堺市在住。KFSイラストレーション専科・絵本専科 修了。絵本ワークショップあとさき塾生。本屋さんで出会った1冊の写真集とその著者に感銘を受け絵の道を志す。透明水彩独特の透明感と空気感を大切にしながら優しさの中に強さが感じられる絵が描けるようたくさんの経験や観賞を通して感性を磨いていきたいと願っている。これまでに作品展、見本市など多数参加。店内装飾イラスト、商品イラスト、絵本などを制作している。ホームページ: It’s a Water Color