大人ももっと絵本を! 絵本セラピーの魅力③

◆自然と笑顔に
今年(2017年)5月31日に開催した絵本セラピーのテーマは「緑の中で深呼吸~♪」でした。最初の1冊は【アイスブレイク】の本です。参加者の緊張を解いて、「場」を作ります。
この日は『すっすっはっはっ こ・きゅ・う』(長野麻子・作 長野ヒデ子・絵 童心社)でアイスブレイク♪ 参加者に一緒に深呼吸してもらったり、いろんな声を出してもらったりしました。

2冊目は「自己紹介の絵本」。先ほどは、「絵本セラピスト対参加者」だったのが参加者同士でうち解け合ってもらうのです。
1冊読んだあと、その本に沿った問いを投げかけます。
この日の場合は「あなたの好きな季節は? その理由も教えてね」
お渡ししたワークシートにメモしてもらい、シェア。好きなことやモノの話だと自然と笑顔に。

ちなみに私の場合は3~4人ぐらいの少人数のグループに分かれて行います。でないと一周発表するだけで時間がかかっちゃいますからね。この頃になるとだいぶん参加者も緊張は解けてきます。
テーマに沿ったお菓子を準備しておき、他のグループの待ち時間などにつまんでもらいます。

お喋りの時におやつは必須(笑) 右の写真は「2月22日ニャンニャンニャン」で「ネコの絵本」がテーマの時にご用意したネコちゃんのチョコ。ひな祭りやこどもの日などその時期にあったおやつをお出しすると、とても盛り上がります。
絵本セラピストさんによっては、手作りのおやつを出したりお料理とコラボしたり・・・絵本セラピストの個性が出ます。

中村恵美 について

(なかむら えみ)福岡県出身 岡山県玉野市在住。岡山・香川の民放局アナウンサーとして勤務した後、結婚退職をしたのを機にフリーに。司会業・リポーター業の傍ら、絵本の読み聞かせ活動や朗読を始め、絵本セラピー®と出会う。基礎絵本セラピスト®の資格を取得し、毎月絵本カフェや地元のパン屋さんで絵本セラピーを開催している。現在 高校一年と小学三年生 二男児の母。 (資格)絵本セラピスト®協会認定 基礎絵本セラピスト®、大人に絵本ひろめ隊®。 日本アンガーマネジメント協会認定アンガーマネジメントファシリテーター。 キッズアンガーマネジメントファシリテーター。 日本コミュニケーショントレーナー協会認定「心理カウンセリング1級・コーチング1級」