絵本作家になるための3つの実践:構成編

絵本は作・絵をひとりで担当する場合と、おはなし作家と画家とが共作する場合があります。
私は絵が描けないので絵本作家といっても、ストーリーを担当するおはなし作家です。
では、おはなし作家だから絵のことはわからなくてもできるのか、というとそうではありません。絵本は言葉(文章)と絵、それから、ページめくりなどの要素があって初めて成り立つ表現形態だからです。

絵本のおはなし作家になるために、私がこれまで実践してきた3つの事柄についてご紹介します。

新井悦子 について

長崎県在住。保育絵本キンダーブック2(フレーベル館)の生活コーナーのお話を4年間執筆。絵本に『きょうはとくべつなひ』 (教育画劇)、『いたいのいたいのとんでゆけ』 (鈴木出版)、『だいすきのしるし』 (岩崎書店)、訳本に『中国のおはなしシリーズ』(Benesse)、紙芝居に『ちんちろりんおばけ』『なすおばけ』など(教育画劇)。創作の他に英語教材のストーリー制作、ワークブックの企画など。地元では子どもの本に関するボランティアグループおはなしマルシェに所属し、「させぼふるさと紙芝居」として地元の昔話『じんねみどん』『三川内の化け猫騒動』など現在5巻を制作。日本児童文芸家協会会員。