もらった子ネコ、返します(6/10)

文・中村文人  

「ねえ、パパー、あたし、いつまでにゅういんしないといけないの?」
アスカちゃんは、びょういんのベッドでおきあがろうとした。
「ちゃんとねてなきゃ」
「だって、ヤマトとギンガが心配なんだもの」
「パパがちゃんとめんどうをみるから、安心して」
パパはアスカちゃんの手をにぎりながら、今にもなきだしそうな顔をした。