ズゼちゃん大好き~エドガルス・カッタイの記録から(3/7)

文と絵・小熊猫吉

神戸からの申し込まれた縁談(えんだん)が決まると今度は、日本の習慣となっているお嫁さんの実家にお贈りする結納の儀(ぎ)をリーガ市に渡さなければとの運動が起こりました。

動物が大好きないろいろな人たちから、結納金にと寄付金が集まりました。
神戸阪神動物福祉協会、神戸市獣医師会、神戸ソロプチミスト協会、神戸市動物愛護協会、王子動物園協会や多くの人たちの寄付でした。

さて、体重3000キログラムにもなるズゼちゃんを神戸まで運んでくることは大仕事になります。
まず丈夫な鉄のおりを造らなければなりません。
それから飛行機に乗せて日本に運ぶのです。
がんじょうなおりができました。
ズゼちゃんをおりに入ってもらう練習が始まりました。

小熊猫吉 について

(こぐま ねこきち)1937年生まれ。岐阜大学農学部獣医学科卒業。1993年~1998年王子動物園園長。現在80歳です。70歳まで動物園で獣医師として動物たちの健康管理などをしていました。 動物園で学芸員の資格を取得してから10年間毎週土・日に動物の子育てや暮らしぶりについて子供たちに30分程度話していました。話すだけでなく紙芝居を作成して話すようになりました。