『仏像”ここ見て”調査隊 京都編』が刊行

修学旅行で外せない仏像の本

『仏像”ここ見て”調査隊 京都編』のデザインを担当して 荻原慶子

イメージを高めるために
修学旅行で外せない仏像の本・・・ということでお話をいただき、最初にデザイン案を出さなければならないときは、まだ漠然としたイメージしかありませんでした。

前回担当した『おもしろ“紙学”』では、初めからしっかりとしたイメージをもっていたのに対し、今回はなかなかイメージがつかめませんでした。実際に京都・奈良に行ってお寺周りをして、直に仏像を見たいと思い立ったのですが、新型コロナウイルスのひろがりで断念。

そこで、京都・奈良への修学旅行を思い出しながら案をかためていきました。
今は亡き母方の祖父母は京都で暮らしており、修学旅行中の私を平等院(だったと記憶する)で待っていてくれました。
友人たちと一緒に祖父母と楽しい時間を過ごせたことが、なによりもいい思い出になっています。
そのほんわかした感覚を思い出し、表現したいと思いました。
イラストを担当したのはナークツインの相棒さとうみえ。隣のデスクでその感覚をうまく取り入れてもらいました。

文字組でも
イラストマップを作成したときには、京都の土地に疎い私に、編集企画シーエーティーの村田さんからアイディア・アドバイスをいただき、大変スムーズに作業することができました。
そして著者の中村文人さんは編集も兼ねており、使用する漢字についての疑問を話し合ったりして、文字組みもとても楽しかったです。
いろいろな方に助けていただいて、今回の『修学旅行が楽しくなる仏像“ここ見て”調査隊京都編』を作成することができました。
あらためて、この仕事に携われたことを誇りに思います。ありがとうございます。