子どもも 大人も読んでみたい! 絵本ソムリエ・高木須惠子の新刊紹介 14

しりとり
安野光雅 作・絵
福音館書店 2021年2月5日刊

『こどものとも』2018年6月号が本となって出版されました。昨年他界された安野光雅さんのご冥福をお祈りいたします。
京都の寺町通りにある画廊ヒルゲートでは、年間に一度は、出展されていました。京丹後には、安野光雅さんの美術館もあるし、関西には親しみのある作家さんです。
すこし考えた方が面白いという安野光雅さんの趣向で画面に描いてある絵柄でしりとりができればOKというなんとも粋な問題つきです。

高木須惠子 について

児童書に携わって42年。職場は児童書売り場。児童書専門店、紀伊国屋書店梅田店、ジュンク堂書店三宮店、京都店、2020年3月中旬より丸善京都本店勤務。 年齢問わず児童書を読んでもらいたいと奔走中。絵本ライブ「ちょこれっと」、絵本とその絵本にまつわる話トーク「くりすてぃ」の一員。『週刊しんぶん京都民報』で「とっておきの絵本」連載中。