子どもも 大人も読んでみたい! 絵本ソムリエ・高木須惠子の新刊紹介②

新型コロナウイルスの流行で、個人的に行っている絵本の集まり、同窓会の春の集まりなど、すべて中止になり、対応にアタフタしています。
こんなに混乱している春は久しぶりです。
手に取った本を見直すことが、何より心が落ち着きます。
2月の新刊のおススメをご紹介しましょう。


詳しくはこちらから:『わたしのやま

わたしのやま
フランソワ・オビノ 作
ジェローム・ベラ 絵
谷川俊太郎 訳
世界文化社
2020年2月20日刊

前からでも後ろからでも読めます。お話の終わりは絵本の間になります。
片方は、人間からみたわたしのやま。もう片方は、動物からみたわたしのやま。
「やま」に住む人間と動物が違った立場で、「やま」を考える・・・。
いったい折り合いはあるのでしょうか。

高木須惠子 について

児童書に携わって42年。職場は児童書売り場。児童書専門店、紀伊国屋書店梅田店、ジュンク堂書店三宮店、京都店、2020年3月中旬より丸善京都本店勤務。 年齢問わず児童書を読んでもらいたいと奔走中。絵本ライブ「ちょこれっと」、絵本とその絵本にまつわる話トーク「くりすてぃ」の一員。『週刊しんぶん京都民報』で「とっておきの絵本」連載中。