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あるひ ボスねこが みちを あるいて いると   めのまえを しろねこが よこぎりました。

「おれの まえを とおるなんて ぶれいな やつだ。 おそらく しんまいの ねこだな? おれのこわさを おもいしらせてやる!」


すぐそばを すごいいきおいで
とおったのは モグラでした!

セミは コナラの きの ねに かくれて
じっとしていました。

「もう だいじょうぶだよ セミくん」
「ふぅー よかった。
コナラさんの おかげで たすかりました。
コナラさん、ありがとう」


なつが ちかづく つゆの あめのひ
1ぽんの コナラの きの えだから
1ぴきの セミのあかちゃんが うまれました。

「わぁー セミのあかちゃんって
こんなに ちいさいのかー!」

コナラのきは おもいました。

しばらくすると、その ちいさな セミが 
あるきはじめました。

そして、つぎの しゅんかん・・・

「あっ おちた!!
セミくん だいじょうぶかな!?
あしを すべらせて しまったのかな?」

コナラの きは しんぱいそうです。

「オオカミだ!
はやくにげないと
たべられちゃう」

「クンクンクン
なんだか うまそうな においがするぞ」

ぴ~ちぴくんは
にげようとしましたが
オオカミに みつかってしまいました。

つぎのひ ボクは みんなを あつめた
とぶけっしんを したんだ
みんな ボクが うそを ついていると おもっている
しっぱいするのを わらうつもりだ
だけど そんなこと かまうものか
さぁ いくぞぉ!!