ピーマンオバケのレストラン (3/3) 文・あいみ 「・・・これ、ママの味だ」 「はい。タベルノダイスキさんは、一流のシェフですからね。さあ、料理が来ましたよ。どうぞ召し上がれ」 お料理をパクパク食べるさえちゃんを、2人のオバケたちはうれしそうに見ていました。 「タベルノダイスキさんは本当に、上手ね。とってもおいしい! 」 「それは良かったです。でもね・・・これはみんなママさんにはかなわないんです。ボク、もっともっとがんばらなくちゃ! ありがとうございます、さえちゃん」 にっこりと2人のオバケはほほえみました。 1 / 212»