「あなたもぜひ応募して!」と、児童文芸家協会の先生から手渡された「つばさ賞入賞作品集」。それが応募のきっかけでした。
それまで、まとまった枚数の作品を書いたことがなかったため、いただいた入賞作品集を読んで勉強をしました。同時に、自分が本当に書きたいことは何かを一生懸命に考えました。
応募作の「牛太郎、ぼくもやったるぜ!」は、第13回中学年部門で優秀賞を受賞。佼成出版社さんから「『いのちいきいきシリーズ』の1冊に」と声をかけていただき、中学年向けの読み物に加筆改稿し、受賞の1年後には出版デビューすることができました。
ありがたいことに、協会の先生方からは、デビュー後もあたたかいはげましをいただきました。
つばさ賞は、日本児童文芸家協会が愛情をもって新人を発掘するコンクールです。出版を目指す方には、このチャンスをぜひ活かしてほしいです。
私も少しでも恩返しができるように、応募される皆さんに精一杯のエールを送ります。
堀米 薫
「つばさ賞」の応募方法など詳しくはこちらまで→第19回創作コンクールつばさ賞 募集要項
創作コンクール「つばさ賞」から出版された本
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