私、いのうえちひろは、2016年7月11~16日に、四谷三丁目のコーヒー&ギャラリーゑいじうにて開催されたグループ展「穂高順也と愉快な仲間たち展」に参加いたしました。
絵本作家の穂高順也さんのお声掛けにより、次の11名の作家が集合しました。
安佐薫さん 伊藤榮子さん いのうえちひろ:筆者 植田知成さん 加藤志異さん 亀澤裕也さん きたじまごうきさん ナカジマアユミさん なかむらしんいちろうさん 西野沙織さん 穂高順也さん
初めて顔を合わせた方々とも、打ち合わせの時に皆すぐ意気投合し、そして迎えた展示会場は、ギュッと11人の個性で溢れていました。
日頃、創作をしていて、画材やテーマや技法など、つい独り善がりでワンパターンになってしまいがちなのですが、皆それぞれ違う視点・違う画材で表現しているを観て、こういう切り口もあるんだ!と、とても勉強になりました。
クライマックスは最終日のよみきかせ会でした。
それぞれの作家さんたちが、自分の絵本の世界がお客様に伝わるよう、さまざまな工夫を凝らしていました。
きたじまさんは、大きなパネルを使い、声色を変え、不思議な音の鳴る楽器を効果音に、山のおはなしと宇宙のおはなし。
穂高さんは、木魚や鐘でポクポクチーンと、とんちの効いた鍋奉行さまのおはなし。
なかむらさんは、動物にかじられても元気いっぱいのかぼちゃのおはなし。
西野さんは、スプーンとフォークの可愛いおはなし。
加藤さんは、アイデアとパワーあふれる「ぐるぐるぐるぽん」!!
私は、よみきかせは慣れていないのでドキドキしながら、安佐さんから拝借した紙芝居舞台を使い、おかたづけの紙芝居を披露しました。
夏のはじめの展示でしたが、ありがたいことに、暑い日や豪雨の日にも、たくさんのお客様にお越しいただきました。
私にとって、学ぶことがたくさんあり、収穫の多い展示になりました。今回得たものを、今後の創作に活かしていきたいです
(レポート:いのうえちひろ)