こわがっていた まちの ひとたちも、
タダと きいて ためしてみることに しました。
まずは、ひとりぐらしの おばあちゃん。
「じゃあ、ねこのても かりたいくらい いそがしいから、
ばけねこちゃんに おつかいを たのもうかしら?」
しんせんな おさかなを、かってきて ちょうだいね。」
おばあちゃんは、ばけねこちゃんに おさいふを わたしました。
ばけねこちゃんは、すばやく さかなやさんへ。
めを キラッと ひからせて、いちばん しんせんな さかなを えらびました。
そのさかなは、とっても おいしかったんだって。