いよいよ、スーパーについた。
おやさいに、くだもの、おこめに、おにく。いろいろなものがならんでいる。
この中から、しれいにあるものをえらんで、おかねをはらってかえるのだ。
ぼくは、しれいかんからうけとった、ひみつのメモをひらいた。
メモには、「ジャガいも タマねぎ ニンジン」とかいてある。
「さあ、このあんごうの、なぞをとくんだ。カタカナもかいてあるな・・・」
「にいちゃん、カタカナ、よめるの?」
「よめないから、あんごうというんだ。エージェントは、あんごうをとくために、あたまもはたらかせるものなんだ」
ぼくは、カタカナはまだべんきょうちゅうだけど、ひらがなはぜんぶよめる。
メモをじっくり見て、あたまをはたらかせれば、ヒントくらいはつかめるはずだ。
「ママ・・・じゃない、しれいかんは、こんやはカレーだっていってた。だからこれは、カレーにいれるものだ、きっと」
ぼくは、かんがえながら言った。