「セミくん、そとには たくさんの ほしが かがやいているよ!」
「コナラさん、ほしって なあに?」
「ほしはね、じぶんの エネルギーで よぞらに かがやいている
ちいさな ほうせきだよ」
「えーすごい! そらに ほうせきが あるんですね!」
「セミくん、つきも でてきたよ!」
「コナラさん、つきって なあに?」
「つきは そらにあって まあるい カタチを しているんだ。
たいようの ひかりで かがやいて とっても きれいで
やさしい ひかりを はなつんだよ」
「ぼくも そとにでたら
その やさしい ひかりを かんじることが できるかな」
「うん。できると おもうよ」
「今から たのしみだなー」
セミは めを かがやかせました。
「でも つきは じぶんでは かがやけないんだよ。
たいようも ほしも じぶんの エネルギーで かがやくけど
つきは じぶんでは かがやけないんだよ」
「そうなんですね。 おもしろいなー」
セミは思いました。