ひとっこひとりいない しずかな よみちを バクは ゆっくり あるきます。
「はやく うんこ しないかな」
でも バクは のんびり あるきながら みちぞいの いえに かおを むけて はなを クンクン させています。
「どうしよう」
かずくんは ないしょで でてきたことが どんどん しんぱいに なってきました。
「かえろう」
バクの ことは きに なるけれど、 まわれみぎ。
いえには ぐっすり ねている おとうさん おかあさん。
「よかった」
ほっとして かずくんは ふとんに もぐりこみました。