それから しばらくして ボスねこは また しろねこの すむ いえに いきました。
ボスねこは にんげんの いえが どうも きになって しかたがなかったのです。
ボスねこは うまれてから ずっと そとで くらして きたので にんげんの いえの くらしというものを しりませんでした。
くさむらの かげに かくれて いえに はいる チャンスを じっと うかがって いました。
このひは いえに すむ ひとたちと しろねこが そとへ でかけていく すがたが みえました。
「おー これはちょうどいい」
ボスねこは よろこんで いえに ちかづいて いきました。