リンのはね(1/2) 文と絵・かなこ すぷらうと つばめの リンは うまれつき ちぎれやすい はねを もっていました。 「なんだい、そのはねは。くやしかったら おいついてこい」 そういって ほかの つばめは はねをひろげます。 そして そらたかく とんでいって しまうのでした。 ふわふわとした リンの はねでは そらを たかく とべません。 ながい じかん とんで いることも できません。 リンは いつも なかまはずれに されていました。 1 / 41234»