どんな はなも こころの やさしい リンの ことが だいすきでした。
そして はなびらを ゆらして いつも リンに うたを きかせて あげました。
リンは めを とじて はなの うたごえを ききます。
すると なかまはずれに されたことも わすれて しまうのでした。
さむい きせつが やってきました。
つばめたちは あたたかい みなみへ とんで いくことに なりました。
みなみへ とばないと リンは ここで こごえて しんでしまうのです。
ほかの つばめは どんどん しゅっぱつします。
リンのはね(1/2)
文と絵・かなこ すぷらうと