主人公はスーパーヒーロー

野球しようぜ!

とりごえこうじ 作
山田花菜 絵
世界文化社
2024年3月刊

絵本『野球しようぜ!』書影

どうすればうまくなれるか

日本で知らない人はいないと言っても過言ではないスーパーヒーローが主人公の絵本です。
その活躍が連日のように報道されたロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手。彼の子ども時代からドジャース入団までが描かれています。

大谷選手は8歳の時に少年野球チームに入ります。監督は大谷選手のお父さん。
うまくなるために、大谷選手はだれよりも一生懸命練習します。
家に帰ると、試合や練習で感じたことを「野球ノート」に書きました。
毎日目標を決め、どうしたら速い球が投げられるか、どんな練習をすればもっとうまくなれるかを考えます。

野球の練習だけでなく、道に落ちているゴミを拾う勇気を持ち、それを行動する力を付けていこうとします。その勇気や行動力は野球をするのにも役立つと考えたからです。
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