第1回 絵本セラピー®とは
初めまして! 基礎絵本セラピスト®の「えみっち」こと中村恵美です。
このたび、絵本セラピーについてご紹介する機会をいただきました!
数回に分けて「絵本セラピーとはなんぞや?」「絵本セラピーの効果」についてお話させていただきます。
◆「絵本の癒し効果」に触れる
まず簡単に自己紹介をさせてください。
私は地方でフリーアナウンサーをしながら二人の男の子の子育てに奮闘中です。
日々、仕事と子育てに追われる中で、子どもにただ読み聞かせするだけでなく、私自身が「絵本の癒し効果」に触れる体験をしました(これはまた次回のコラムでお話ししますね!)。
そんなことから「絵本の魅力」にはまった私が出逢ったのが・・・「絵本セラピー」でした。
絵本セラピーは、数冊の絵本を使って進める「ワークショップ形式のプログラム」です。
少人数のグループに分かれて、絵本セラピストが読み聞かせした絵本について簡単な問いかけを受け、自分が感じたことをそのままワークシートに書き出し、それを参加者同士でシェアします。
絵本を通して自分の心と向き合い「今まで忘れかけていた気持ち」や「自分とは異なる考え方」に触れ、新たな気づきを得たり、さらに大人ならではの絵本の楽しみ方が出来たりするというものです。
これは、実際に絵本セラピー受けていただければ分かる感覚だと思います!!
この絵本セラピーは大手企業で社員教育に携わっていた千葉県在住、絵本のソムリエ・岡田達信さん(絵本セラピスト協会代表。通称『たっちゃん』)が、絵本に心理学や自己啓発との共通点を見いだしオリジナルで考案したプログラムで、2007年からワークショップ形式の講座を各地で開き、2009年に絵本セラピスト協会を設立しました。
今は全国各地に絵本セラピストが誕生しています。絵本セラピストは2016年時点で約750人。その数は毎年増えています。