子どもの気持ちをグッとつかむ

あの『しましまぐるぐる』の作者さんがさし絵を担当

子どもたちが物語を通じて大好きになったハコくん。その生き生きとした表情や動きには、見ている人の心を温かくする魔法が宿っているかのようです。

気になって調べてみると、この魅力的なさし絵を手がけたのは、日本のみならず世界各国で翻訳され、多くの子どもたちに愛されている『しましまぐるぐる』のかしわらあきおさんです。
ハコ君の愛らしさはもちろんのこと、登場人物たちの表情やしぐさ、色づかいのひとつひとつが、見る人の心をつかみ、物語の世界へと引き込んでくれます。

かしわらあきおさんの描くキャラクターたちは、ただかわいいだけではなく、どこか親しみやすく、まるで昔からの友だちのように感じられるのも魅力のひとつだと感じました。そんな世界観が、国内外問わず多くの読者に愛され続ける理由なのかもしれません。

『ハコくん』を読み終えた子どもたちは「続きはないのかな」ともっと読みたい様子。
子どもの気持ちもグッとつかむ作品です。

神原えみ について

湘南在住の2児のママ、(かんばらえみ)です。ペンネームはモンテッソーリガイドえみとして執筆をしています。『分かりやすい!モンテッソーリ教育』、『幼児教育をはじめる前に読む本』、『ORIGAMIはじめてのおりがみ(日・英バイリンガル)』といった書籍を出版してきました。普段は、インターナショナル園に勤務をしながら、「ママも子どもと同じくらい自分を大切に」を理念に活動をしています。さらに、2026年5月にはメキシコで開催される国際モンテッソーリ大会にて、モンテッソーリ教育とおりがみを融合させた書籍をご紹介します。