子どもも 大人も読んでみたい! 絵本ソムリエ・高木須惠子の新刊紹介 13

ここのところ、ゲラ(校正刷)を見せにくる出版社が増えました。
今年は、児童書出版社の意気込みが例年に戻ったのでしょうか。嬉しいことです。
近隣の書店が無くなり、本好きなお客様が京都目指して私たちのリアル書店に来てくださいます。これも嬉しいことですが、寂しいことでも・・・。
1月新刊のおススメをご紹介します。
※書名をクリックするとhontoのサイトに飛びます。


このまちのどこかに
シドニー・スミス 作
せな あいこ 訳
評論社 2021年1月28日刊

飼い猫が居なくなって、探しに出かける女の子。
電車に乗って知らない町まできました。いろんなところを探すけど見つかりません。
『おはなをあげる』(ポプラ社)、『うみべのまちで』(BL出版)の作者が織り成す新作です。

高木須惠子 について

児童書に携わって42年。職場は児童書売り場。児童書専門店、紀伊国屋書店梅田店、ジュンク堂書店三宮店、京都店、2020年3月中旬より丸善京都本店勤務。 年齢問わず児童書を読んでもらいたいと奔走中。絵本ライブ「ちょこれっと」、絵本とその絵本にまつわる話トーク「くりすてぃ」の一員。『週刊しんぶん京都民報』で「とっておきの絵本」連載中。