子どもも 大人も読んでみたい! 絵本ソムリエ・高木須惠子の新刊紹介⑥

詳しくはこちらから:『五十音

五十音
北原白秋 詩
高畠純 絵
光村教育図書

2020年6月25日刊

大正11年の白秋の童謡集『祭りの笛』の中の一篇です。
皆さんご存じの五十音ですが、高畠純さんの絵についつい声を出したくなる絵本です。
現代版のなかにも風景や素材の時代性も楽しめます。高畠純さんの絵が思わず語らせてくれます。
なんと絵を描く人が親子になってしまいました。

高木須惠子 について

児童書に携わって42年。職場は児童書売り場。児童書専門店、紀伊国屋書店梅田店、ジュンク堂書店三宮店、京都店、2020年3月中旬より丸善京都本店勤務。 年齢問わず児童書を読んでもらいたいと奔走中。絵本ライブ「ちょこれっと」、絵本とその絵本にまつわる話トーク「くりすてぃ」の一員。『週刊しんぶん京都民報』で「とっておきの絵本」連載中。