◆罰として
この話は妄想だけで展開していくわけではありません。音楽室へ行って怖いおにづか先生からタクトを借りてくるという現実と交錯しながら展開していきます。なので、けっこう複雑なんです。でも、心配は要りません。幼年の読者でも理解できるように、ちゃんと工夫されています。
ファンタジーやナンセンスにしなくても楽しい話はできます。妄想が膨らめば、ハラハラドキドキの事件が起きなくてもだいじょうぶ。もちろん、その妄想次第ですが。
最後の場面で、きしくんは罰として廊下に立たされました。近ごろは体罰にあたるので廊下に立たされることはないと思いますが、これは1989年に出版された本なので、その点はご了承を。
昔のこととは言っても、廊下に立たされるのはけっこう重い罰だと思います。ということは、きしくんがしたことは・・・。
ユーモア童話と言えばいいのか妄想童話と言えばいいのか? とにかくおもしろいので、この本を読んでみてください!★野村一秋先生のインタビュー記事もぜひご一読を!
『ミルクが、にゅういんしたって?』著者・野村一秋先生に聞く(1/3) → https://x.gd/etXKc
『ミルクが、にゅういんしたって?』著者・野村一秋先生に聞く(2/3) → https://x.gd/oTLHR
『ミルクが、にゅういんしたって?』著者・野村一秋先生に聞く(3/3) → https://x.gd/sq5xe