幼年童話の書き方28~第3部「自作を語る」その4(最終回)

あかね書房から小峰書店へ

デビュー作はあかね書房から出版されたのですが、現在、書店に並んでいるのは小峰書店の『天小森教授、宿題ひきうけます』です。じつは、続巻の『天小森教授、初恋ひきうけます』が出た後に、担当の編集者Hさんが小峰書店に移ったので、この本も小峰書店から出し直しました。

小峰書店版は2001年が初版です。南伸坊さんには新たに挿し絵をお願いしました。なので、あかね書房版と小峰書店版では、同じ南伸坊さんの絵ですが、雰囲気はまったく違います。

あかね書房版 『天小森教授、宿題ひきうけます』の表紙

あかね書房版 の『天小森教授、宿題ひきうけます』

その南伸坊さんですが。地元愛知県刈谷市で開いた出版記念会ではご都合でお目にかかれなかったのですが、一昨年、刈谷市美術館で和田誠展が開かれたときに、そのトークショーでいらっしゃったので、会ってお礼を言うことができました。

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野村一秋 について

(のむら かずあき):1954年、愛知県に生まれる。教員として小学校に勤務した経験のもと、子どもの目線に立った作品を生み出している。日本児童文芸家協会会員。日本児童文学者協会会員。日本文藝家協会会員。主な作品に『天小森教授、宿題ひきうけます』(小峰書店)、『しょうぶだ しょうぶ!』(文研出版)、『ミルクが、にゅういんしたって?!』『4年2組がやってきた』(共にくもん出版)などがある。