手ごたえを感じたクリエイターEXPO出展

チラシ7月1日から3日まで、東京ビックサイトにて開催された「第4回クリエイターEXPO」に出展しました。
開催前日、展示準備のため会場に入ると展示場所が去年よりも拡張されており、イベントに対するニーズがますます高まっているように感じました。

EXPO会場中村初日はあいにくの雨ということもあり、特に午前中の来場者は少なく感じましたが、2日目、3日目と日を追うごとにどんどん増えて大いに盛り上がりました。
会場は圧倒的なスケールで700名ものクリエイターと来場者の熱気に包まれていました。
展示作品のレベルも高く、イベント開催中には、私も他の出展者のブースを回って作品を鑑賞しました。作品だけでなく、展示方法やチラシの作り方なども参考になりました。
出展成果としては、作品に興味を持ってくださるクライアント様が多く、前回より具体的な商談がいくつもあり、手ごたえを感じています。

また、イベントで配布したパンフレットも効果的でした。前回は作品数も少なかったため、A4サイズ(両面)で作成しましたが、今回は描き溜めていた作品や仕事実績が増えたこともあり、A3サイズ(両面)にしました。
展示パネルのスペースは限られているため、パンフレットに掲載するイラストを増やしたことで前回よりも作品・実績ともにアピールできたと思います。
実際に、パンフレットを受け取った方が後から商談しに来てくださり、その効果を強く実感ました。

展示ブース(中村加菜子)出展までの準備は大変ですが、今回も出展して本当に良かったと実感しています。
前回初めて出展した時はイラストの仕事経験もほとんどなく、作品数もかなり少なかったのですが、実際に出展してみると、そこにはチャンスや出会いが広がっていました。
出展をきっかけにお仕事のご依頼をいただいたり、新しい出会いがあったりと、1年間でさまざまな変化がありました。
また、大勢の方に自分の作品を見てもらうこと、他の出展者の作品にふれることで大いに刺激を受けました。
今回のイベント終了後は今まで以上にモチベーションが上がり、ますます制作意欲が増しており、今後の原動力になりそうです。
(中村加菜子)

中村加菜子 について

(なかむら かなこ)大阪出身。神戸女学院大学を卒業した後、ロンドンへ留学。2013年に絵本シリーズ『トトとムー おかしのまちへいく』(ワークス)を出版する。現在はイラスト制作を中心に、チラシやパッケージデザイン、書籍挿絵、絵本制作などをしている。 HP:HELLO. 中村加菜子の世界