当サイトに作品を公開されている田村理江さんの新刊が国土社より発売となりました。
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ぜひご一読を!
『謎解きカフェの事件レシピ ゆめぐるま〈Recipe1〉ヒントはカフェに現れる?』
田村 理江・著 pon‐marsh・絵
国土社・刊 定価900円+税
詩織の家は、おうちカフェ“ゆめぐるま”。今日も、お客さんでいっぱいだ。ところが、詩織が料理やお手伝いをしているときだけ、不思議なことが…。謎解きが大好きな女の子におくるヒミツの物語。
作者の田村理江さんからメッセージをいただきました。
「カフェでゆっくり過ごす時間が好き。ミステリーを読むのが好き。
そんな私なので、所属している同人誌『15期星』のために、カフェとミステリーの要素がギュッと詰まった物語『ゆめぐるま』を書きました。それが、5年前。以来、年1回刊行される同人誌に、続き(1話完結)を書くのが恒例となりました。
その『ゆめぐるま』がグレードアップして、国土社から出版されました。
主人公は、小学生の女の子・詩織ちゃん。両親が自宅でカフェ(ゆめぐるま)を営んでいるので、お料理が得意。友情にあつく、少しせっかちな、どこにでもいそうな女の子です。
詩織ちゃんのまわりには、小さな事件がいっぱい。カフェにまつわるヒントを頼りに、鮮やかに事件を解決していくストーリーです。
ヒントはなぜか、いつもファンタジックな形で、詩織ちゃんのもとへ届けられます。作者としては、この「ヒント」を考える時間がとても楽しかったので、読んでくださる方には、ぜひ、そこに注目していただきたいです。
『ゆめぐるま』は、ミステリーであり、ファンタジーであるけれど、物語の軸は「毎日のあたたかな暮らし」の描写。家族や友だち、町の人たちに支えられ、元気な日々を過ごす詩織ちゃんに、私自身も励まされました。明るい気分の時は、この本で、よりウキウキできるし、悲しい時は、元気をチャージしてくれるはずです。
人気画家のpon‐marshさんの可愛くて、優しい絵が、登場人物に息吹と輝きを与えてくれました。誰かの大切な一冊になれたらいいな、と願っています。
順次、レシピ2、レシピ3が発売予定です。レシピ2は、ちょっぴりホラー色あり、レシピ3は社会派傾向・・・、それぞれ違う「味」を楽しんでいただけると思いますので、ご期待ください。
単行本と文庫本の中間くらいの体裁で、気軽に手に取っていただけるサイズ。〝親しい友だち〟みたいな本『ゆめぐるま』を、どうぞよろしくお願いいたします」
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