◆子供も朗読を聞いている
そんな庭園内で子供向けのコーナーもあります。芝生の上に「長靴下のピッピ」などのボードがたっていたり、小さな、サーカスのようなテントのなかでは毎年、子供向けの本にまつわる展覧会などが行われています。
また椅子やテーブルも置かれており、子供たちが思い思いに座り、「朗読係」の人が本を読む。あるいは絵本の作家がやってきて、話をする。このすぐそばで、先述したように大人たちも講演や朗読に耳を傾けているわけです。もちろんお母さんが芝生やベンチに座り、子供に絵本を読み聞かせる風景にもお目にかかります。
ワークショップなども行われます。残念ながら、今年は所用で会場へいくことができませんでした。手元のプログラムによると、宮殿庭園のすぐそばにある市営ギャラリーで詩人による言葉のワークショップが行われたようです。