◆好きになるヒントは?
子どもの成長過程で自己愛を育てる、自己肯定感を高める、ありのままを認める・・・など、自分を好きになることが大切だということが説かれています。
これらは人生を幸せに生きるためにも欠かせない要素です。
しかし、具体的にどうすればそれが叶うのか、はっきり説明できる大人はどれくらいいるでしょうか。
この絵本ではそのアプローチ方法の一つを“おまじない”というかたちで、わかりやすく説明してくれています。子どもだけでなく読み聞かせをする大人にとってもこの方法を取り入れることで、もっと自分自身を大切にし好きになるヒントを得られます。
誰しも長所や短所があるのは自然なことです。でも、ついつい自分と他者とを比較して落ち込んだりしてしまいます。
そんなネガティブな気持ちを手放し、今自分ができていることに意識を向けること。そして自分に対して優しい声かけをする。そういった日々の行動によって少しずつ自分を好きになっていきます。
もっと自分を好きになっていい! そんな応援のメッセージも込められているように感じます。
自分を好きになりたいすべての人にとって、この絵本が助けとなってくれるでしょう。