自分を好きになる方法を知っていますか?

好きになるヒントは?

子どもの成長過程で自己愛を育てる、自己肯定感を高める、ありのままを認める・・・など、自分を好きになることが大切だということが説かれています。
これらは人生を幸せに生きるためにも欠かせない要素です。

しかし、具体的にどうすればそれが叶うのか、はっきり説明できる大人はどれくらいいるでしょうか。

この絵本ではそのアプローチ方法の一つを“おまじない”というかたちで、わかりやすく説明してくれています。子どもだけでなく読み聞かせをする大人にとってもこの方法を取り入れることで、もっと自分自身を大切にし好きになるヒントを得られます。

誰しも長所や短所があるのは自然なことです。でも、ついつい自分と他者とを比較して落ち込んだりしてしまいます。
そんなネガティブな気持ちを手放し、今自分ができていることに意識を向けること。そして自分に対して優しい声かけをする。そういった日々の行動によって少しずつ自分を好きになっていきます。

もっと自分を好きになっていい! そんな応援のメッセージも込められているように感じます。
自分を好きになりたいすべての人にとって、この絵本が助けとなってくれるでしょう。

えもり なな について

江森 奈々(えもり なな)1985年神奈川県生まれ。千葉県在住。幼少期より母から良質な絵本を与えられて育つ。幼い頃から絵を描くことが得意で、小学生の頃は漫画を描く。中学生になると美術部に所属し油絵を始める。灰谷健次郎の「兎の目」に感銘を受け、10代は日本や世界の児童文学を読みふける。現在、保育士をしながら絵本や童話、紙芝居の創作、読み聞かせを行っている。画家・イラストレーター、モデルとしても活躍中。絵本は1500冊以上読破。2023年be京都にて初のプチ個展を開催。パレットクラブスクール19期絵本コース卒業。トムズボックス2019冬季ワークショップ修了。 『絵本作家になるには、絵が描けないと無理ですか』(CATパブリッシング)の挿絵を一部担当。 ●YouTube:【なないろ本屋/7's BOOKSHELF】 ●Instagram:【nana_museum】