豆本『誰が時計を止められる?』について
2024年の夏に行われた『テーブルの上のファンタジー展』。展示した豆本の一つ『誰が時計を止められる?』を、今回、紹介させていただきます。
これは私の手作り豆本で。サイズ縦8㎝×横8㎝。手書き文字が読みやすくなるよう、豆本としては大きく作ってあります。
老舗羊羹屋さんの箱を使い、丈夫なカバーに仕立てました。手作り豆本の楽しさは、身近にある物を工夫して活用出来ることです。
本文の画用紙は、夜をイメージした青色に決めました。
挿絵は、どこの時代のどこの国かわからないような、ちょっとレトロな感じを出してみました。
世界終末時計をモチーフにした物語。実際に世界では戦争が起こり、日本も軍事色が濃くなりつつあると取り沙汰される現代。この物語はもはや、ファンタジーではないのかもしれません。何をすべきか、一緒に考えてみませんか?