子どもも 大人も読んでみたい! 絵本ソムリエ・高木須惠子の新刊紹介⑩(1/2)

10月から児童書の新刊増えました。出版社がやっと動いてる気がします。
東京から出張する出版社の営業の方も増えましたが、まだまだです。
今年、本コラムで選んだ絵本を何処かに展示したいなぁと思っています。
10月のおススメの新刊を2回にわたってご紹介します。


詳しくはこちらから:けんちゃんのもみの木

けんちゃんのもみの木
美谷島邦子 作
いせひでこ 絵
BL出版 2020年10月1日刊行

1985年8月12日、群馬県御巣鷹山に日航ジャンボ機が墜落、520人が亡くなる史上最大の航空機事故。
TV画面でしか見たことは私でも、目に焼き付いています。
事故で9歳の息子を亡くし、お母さんは、ただただ事故の後に何もない山の斜面にもみの木を植え、息子に会いに山に登り続けました。

高木須惠子 について

児童書に携わって42年。職場は児童書売り場。児童書専門店、紀伊国屋書店梅田店、ジュンク堂書店三宮店、京都店、2020年3月中旬より丸善京都本店勤務。 年齢問わず児童書を読んでもらいたいと奔走中。絵本ライブ「ちょこれっと」、絵本とその絵本にまつわる話トーク「くりすてぃ」の一員。『週刊しんぶん京都民報』で「とっておきの絵本」連載中。