コロナ禍で、心の安らぎや笑いを求めているように思われます。
笑いの中でも、ちょっと小気味いい3点を4月の新刊から選んでみました。
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『フンコロガシといしころく』
クレール・シュヴァルツ 文
ふしみ みさを 訳
クレヨンハウス 2021年4月26日刊
漫画のような絵本。フランス人らしいユーモアを全体に包み込み、町の汚いところよりも、海のきれいな場所に移りたいとフンコロガシを従えてジャリーは、旅に出るのです。
東日本大震災後、関西に移り住む人たちも増えたことをふと思い出します。
コロナ禍のこともあって、田舎暮らしが見直されているこの頃。この二人の珍道中を見ながら、なんとかたどり着く二人に拍手を贈ってください。今は、何をしているでしょうね。