当サイトで作品を公開しているもりなつこさんがこの度、文研出版より『びわ色のドッジボール』を上梓されます。おめでとうございます!
小学五年生の翼は、クラスメイトとのケンカがきっかけで、学校に行くのがどうしても嫌になった。いじめられてはいないけど、居場所がない。ある日翼は学校を休み、フリースクールに通っている従妹のまいちゃんに会いにいく。学校にいけなくなった翼は、どのように日々を送るのか。ともに悩み、いろいろな選択肢に出会い、周りの友達や大人の温かさに触れることができる物語。(文研出版HPより 小学校高学年からの読み物)
11月26日よりお近くの書店やAmazonなどのネット書店で発売です。
★購入は書名をクリック→もりなつこ・作 / 丹地陽子・絵『びわ色のドッジボール』(文研出版)定価1540円
もりなつこさんからメッセージをいただきました。
「ドッジボールが好きな男の子が、あることがきっかけで不登校になってしまうおはなしです。
男の子の思いや周りの人たちの思いなど、読んでいて共感できる部分が少しでもあればうれしいです。
鹿児島県は離島まで入れて南北600キロあるとても広い県です。鹿児島県民になって30年以上。その間、県内あちこちに住みました。どの土地もとても魅力にあふれています。
今回の舞台は鹿児島市とびわの栽培が盛んな垂水市。桜島や錦江湾、開聞岳などの鹿児島の景色の描写も楽しんでもらえたらと思います」