つぎのひ、
あみーちゃんは はやおきして 森の 広場へ むかいました。
あかるい ひかりを あびて、
土の かおりの くうきを むねいっぱい すいこみます。
あみーちゃんの すんでいる きたぐにでは、
雪が とけるのを まっていたかのように
いっせいに 花が ひらきます。
さくらも うめも コブシも レンギョウも すいせんも ヤチブキも、
みな いっぺんに さくのです。
雪どけみずが そこここに 小川をつくり
キラキラ ながれています。
森の 広場は いろとりどりの 花たちと、
やわらかい しんめで かがやいて いました。