大神るかさんが『ヴォイス・ケア・ブック』の装画を担当

イラストレーターの大神るかさんが、音楽之友社より刊行の『ヴォイス・ケア・ブック』の装画(表紙画)を担当されました。
当サイトの作品をご覧になった音楽之友社の編集者さんが、大神さんに装画をお願いしたいと連絡をくださいました。
同書は2017年10月5日より全国の書店、アマゾンなどのネット書店で発売です。

詳しくはこちらから → 『ヴォイス・ケア・ブック』(ガーフィールド・デイヴィス+アンソニー・ヤーン 著、 竹田 数章 監訳、音楽之友社 刊、3200円+税 )

大神るかさんからメッセージをいただきました。
「新作の嵐のご紹介で今回のお話をいただき、とても感謝しております。
自分の作品が本の装画となって発売されるというのは昔からの夢でしたので、こうして叶ったことがとても感慨深く、またこれに満足せず精進しなければ、と身の引き締まる思いです。
今回の本は、声を職業的に使う人に役立つ声ケア専門書ということで人物がハッキリ歌っている状態がわかりやすいイラストを描くよう心掛けました。
イラストは舞台上でオペラを歌う男女です。
既存の声ケア系の本はオペラのイメージから暖色が多かったので青系統で纏め、月下の岩場をモチーフに描いてみました。
声を生業にされる皆様の目に多く留まれば嬉しく思います」

編集担当者さんからもメッセージをいただきました。
「大神さんのイラストは、決して派手ではないのに遠くからでも自然と目がいってしまう色づかいや奥行き感が魅力ですよね。そして、不思議なリアリティを伴っている点も素敵だと思います。
この『ヴォイス・ケア・ブック』は、超一流歌劇場でヴォイスドクターを務める二人のお医者さんが書いたアドバイス本なのですが、医学的な記述も多いため、読者である歌手や俳優の方々が親近感を抱いてくれるような装画を入れたいと考え、舞台で歌う歌手のイラストを描いてくれる方を探していました。
そこで新作の嵐に立ち寄ってみて、数々の作品を拝見しました。そして主宰の中村文人さんに連絡を入れました。たくさんのイラストレーターさんの作品のなかから、私の好みで選ばせていただきました。
大神さんとは今回初めてのお仕事ですが、こちらの細かな指示にもしっかり応えていただき本当に助かりました。翻訳や原著の先生方もお気に召してくださったようで、大神さんの頑張りに感謝感謝です。
これからも、才能あるみなさんの作品発信の場である新作の嵐を応援していきます!
音楽之友社 出版部書籍課 酒井まり」