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さくらのはっぱ リーフスキー(3/4)
「ねえ、きみ。ぼくとおどらないかい?」 「えっ、ぼくなんてきたなくて、あなまであいているから、じょうずにおどれないよ」 「ほんとにそうかな?」
さくらのはっぱ リーフスキー(2/4)
ねこのおかあさんが、森の小みちをとおりかかりました。 「まあ、なんてきれいなおちばなんでしょう。この赤やきいろのおちばでネックレスをつくってやったら、ミイコ
さくらのはっぱ リーフスキー(1/4)
日の出ようちえんのうらに、大きな1ぽんのさくらの木がありました。 あきになり、みどりいろのはっぱたちは、いろをかえました。
ジロとドロとヴァイオリン(7/7)
ステファノがローマへ帰る日になった。 チェーザレ氏がおみやげをいっぱい買ってあげたので、来たときよりも3倍くらい荷物がふくれ上がってしまった。
ジロとドロとヴァイオリン(6/7)
ボクは、サロンのソファーの上でねむっていた。けはいを感じて目をあけると、ろうかにともされた小さなでんとうの下を黒いかげがとおりすぎた。
ジロとドロとヴァイオリン(5/7)
ボクはサロンのじゅうたんにうずくまっておひるねをしていた。りつ子さんはソファーに横になって本をひろげたままねむっている。 ボクは目をあけた。
ジロとドロとヴァイオリン(4/7)
「ほらね、君のために手をつけないでとっておいたんだよ。どうぞ」 ボクが身をひく前に、ドロはもうガツガツと食べはじめた。 ガツガツ、ガツガツ、すさまじい。かい
ジロとドロとヴァイオリン(3/7)
小さなステファノはヴァイオリンをとりあげて、くそまじめな顔になり、ふめんを見ながら重々しくひき出したのだけど・・・キィーッとなりだしたとき、チェーザレ氏とりつ子
ジロとドロとヴァイオリン(2/7)
ローマにすんでいるチェーザレ氏のお兄さんの息子がミラノにやって来た。 まだ小学校の2年生。日曜日の朝、チェーザレ氏が飛行場にむかえに行って、つれてかえって来た
ジロとドロとヴァイオリン(1/7)
「ジロったら、なんてなさけない子なの!『これはボクのごはんだよ』って、どうして立ちむかって行かないの?」
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