投稿者「柊京佳」のアーカイブ

柊京佳について

(ひいらぎきょうか) もの心ついた時からお絵描き大好き！たくさんの絵本に囲まれて子育てする中で、実際の生活の中にもある素晴らしい物語をいっぱい発見！2015年からブログやトークライブでそれをお伝えしています。ブログ:はぴゆるの森屋虫や山や木との不思議なやりとり書いてます。

おにぎりと神様（8/8）

おにぎり君は何度も何度もまわりを見ては、この山で、神様のほこらを、みんなをまもっていこうときめました。

おにぎりと神様（7/8）

「ほ、ほ～う。なるほど、なるほど、なるほどなあ～。これまた、すごいことになっておるぞ！！」「え？　またですか？」「おまえ様の中で、別のタネたちの根っこが

おにぎりと神様（6/8）

「おお！　おお！　風が止まったぞ。止まったぞ。おまえのおかげで、止まったぞ！」神様はおおよろこび。うれしくなっておどりだしました。

おにぎりと神様（5/8）

さて、さて、さて、またしばらく行くと、見たことのある物が見えてきました。神様をまつっている、小さなほこらです。村人が作ったおそなえものが、たくさんほこら

おにぎりと神様（4/8）

さて、さて、またしばらく行くと、カキのタネがいっぱい落ちていました。

おにぎりと神様（3/8）

しばらく行くと、今度は水たまりにいた花のタネに声をかけられました。「おにぎりさん、おにぎりさん、助けてください！」「どうしたの？」

おにぎりと神様（2/8）

うんしょ、うんしょ！ドングリは、おにぎり君の体に乗っかりました。足もとは、ふわふわして気持ちがよかったので、ついつい、中へ中へと入っていきました。

おにぎりと神様（1/8）

むかし、むかし、あるところに、小さな小さな村がありました。村には、小さなほこらがあってそこには神様が大切にまつられていました。