おにぎりと神様(8/8)

文・きゅりあ   絵・柊 京佳

そして、1年後には・・・。
神様のほこらのそばには、大きな森のお山ができあがりました。
春にはいっぱいの花がさき、秋にはカキとドングリの実がなって・・・。

おにぎり好きの神様の横に、この大きな山ができたので、みんなからおにぎり山と呼ばれるようになって、とってもよろばれたそうな・・・。
今でもときどき、子供たちが楽しそうに、カキを食べていると、どこからか声が聞こえてくる・・・。
ほら、空のほうから・・・。そして、山からのほうからも・・・。
「やっほほ~い!やっほほ~い!」
「ゴロロンロ~ン、ゴロロンロ~ン」

きゅりあ について

福岡県生まれ。仕事の合間に詩や物語を書いています。 童話は優しくてほっこりするようなものを目指していますが、 まだまだ、文章は勉強中です。 いつか、イラストも勉強して、自分の描いた絵で童話を作りたいです。 blog では、詩と物語を載せています。 良かったら遊びに来てください。 blog:パンラ国物語と詩集の欠片たち

柊京佳 について

(ひいらぎ きょうか) もの心ついた時からお絵描き大好き!たくさんの絵本に囲まれて子育てする中で、実際の生活の中にもある素晴らしい物語をいっぱい発見!2015年からブログやトークライブでそれをお伝えしています。 ブログ:はぴゆるの森屋 虫や山や木との不思議なやりとり書いてます。