「うさは おにぎりの おもいで、なにか ないのかい?」
と、うさとうさんが ききました。
「ひじきの おにぎりかなあ」
と、うさは こたえます。
「ひじきの おにぎりが どうしたんだい?」
「がっこうで、ランチの じかんに、わたしが おべんとうを ひらいたら、おかあさんのつくってくれた ひじきの おにぎりが でてきたの。それをみて、しょくどうへ いこうとしていた おともだちが、『ウヒョー!』って、たちどまっちゃったの」
「よほど、おいしそうに みえたんだな、ひじきの おにぎりが。それで?」
「べつの おともだちが、『だめ だめ! よそのよ、よその!』って いって、みみを ひっぱって、つれて いっちゃった」
わはははは・・・。