「すみませーんっ。どこかに、わるいまじょ、いますかーっ。わるいまじょーっ」
おねがい、まじょがいるなら、こたえてーーレナは、ひっしに、さけびました。
すると、
「はぁぁ~い」
どこからか、へんじがきこえます。
「あら? ほんとうにいた。どこですかーっ」
「ここでぇぇぇす」
こえがするほうに、行ってみると、
「え。あなたが、わるいまじょなの?」
なんと、そこにいたのは、トロンとねむそうな目をした、カピバラ。
デレッとねころがったまま、へんじをしていたのです。
文・ひなたのんき
「すみませーんっ。どこかに、わるいまじょ、いますかーっ。わるいまじょーっ」
おねがい、まじょがいるなら、こたえてーーレナは、ひっしに、さけびました。
すると、
「はぁぁ~い」
どこからか、へんじがきこえます。
「あら? ほんとうにいた。どこですかーっ」
「ここでぇぇぇす」
こえがするほうに、行ってみると、
「え。あなたが、わるいまじょなの?」
なんと、そこにいたのは、トロンとねむそうな目をした、カピバラ。
デレッとねころがったまま、へんじをしていたのです。