ガラガラドンと そらの まつり(2/4)

「いっしょに  たべよ」
ガラガラドンが  そういって  わたがしみたいなのを  わたしてくれた。

ひとくち  たべてみた。
「わっ、なんか  ピリピリする!」

まるで、くちの  なかで  カミナリが  あたったみたいに  したが  ピリピリしびれた。
たのしくて  クセに  なりそうだった。

それから  カミナリの  こどもたちと  そらに  いろんな  カタチの  くもを  うかべて  あそんだ。
たのしいなぁ。

みろか あり について

東京都出身。絵本作家、イラストレーター。 イラスト、さし絵を担当した本は『KGBスパイ式記憶術』(水王舎)、『仏像の光と闇」(水王舎)、『おもしろ“紙学” エコ:紙はやさしいんだ!」(くもん出版)、『 もらった子ネコ、かえします』(CATパブリッシング)。 ブログとHPやっております。遊びに来てください。 ブログ: みろかありのブログ HP:みろかありのページ